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受験戦争のメディア史 無名戦士たちの合格体験記

NHKブックス 1301

出版社名 NHK出版
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-14-091301-7
(4-14-091301-0)
税込価格 2,090円
頁数・縦 334P 19cm

商品内容

要旨

失われた受験生的公共圏とは?伝説の通信添削「オリオン」と『私の合格作戦』シリーズへの投稿から教養主義的な議論空間の盛衰と半世紀にわたる受験生の変化を描き出す。

目次

序章 受験戦争を記録するメディア史のために
第一章 合格体験メディアの公共性―受験戦士の自分語り
第二章 「受験戦争」以前の文筆的公共性―オリオン社の軌跡
第三章 大学紛争から受験戦争へ―『ORION』から読む1
第四章 志願兵士が読む「動員」言説―『ORION』から読む2
第五章 凱旋兵士が書く「戦勝」報告―『私の京大合格作戦』1
第六章 無名戦士の「復員」記録―『私の京大合格作戦』2

出版社・メーカーコメント

受験は今や“戦争”と呼べなくなった。では、あの戦いとは何だったのか。当事者にとってどんな意味があったのか。通信添削旬報や合格作戦本に残された無名戦士のバトンリレー、その記録から読み解かれる「感情の歴史」と、70年代に成立し、やがて消滅した「受験戦時下の教養主義」を描き出す。

著者紹介

佐藤 卓己 (サトウ タクミ)  
1960年、広島市生まれ。京都大学文学部卒業、同大大学院博士課程修了、ミュンヘン大学へ留学後、博士(京都大学、文学)。東京大学助手、同志社大学助教授、京都大学教授などを経て、上智大学文学部新聞学科教授・京都大学名誉教授。2020年、紫綬褒章受章。専門はメディア史、人文社会情報学。著書に、『「キング」の時代』(岩波現代文庫、日本出版学会賞・サントリー学芸賞)、『言論統制』(中公新書、吉田茂賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)