• 本

サン・マルコ寺院の描写

批評の小径

出版社名 水声社
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-8010-1022-2
4-8010-1022-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 205P 20cm

商品内容

要旨

世界は書物、人はみな言葉。ヴェネツィアの大聖堂を訪れた観光客はその偉容を前に何を思うのだろうか?聖書を体現する空間をいま一度書物の中に移築し、寺院内を経巡るように描写することで、真に“観光”的な読解を可能とする破天荒な試み。寺院をめぐる芸術批評であり、都市の地理学的批評であり、カトリック文化の文明批評であり、歴史をうたう散文詩であり、読書の可能性を問うエッセイ。小説という制約を外し、書物の可能性を問う作家の真骨頂!

著者紹介

ビュトール,ミシェル (ビュトール,ミシェル)   Butor,Michel
1926年、フランス北部リール近郊のモン=ザン=バルルに生まれ、2016年、コンタミーヌ=シュル=アヴルに没した。〈ヌーヴォー・ロマン〉の作家として知られ、『心変わり』(1957年、ルノドー賞受賞/清水徹訳、岩波書店、2005年)をはじめとする四作の小説を発表後、書物そのものの可能性を追求する実験的作品を次々に発表。画家との共作も多い
石橋 正孝 (イシバシ マサタカ)  
1974年、横浜市に生まれる。パリ第八大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学教授。専攻、十九世紀フランス文学
福田 桃子 (フクダ モモコ)  
1978年、神奈川県に生まれる。パリ第四大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、慶應義塾大学准教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)