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病は言葉から 脳はなぜ情報を「毒」に変えてしまうのか?

出版社名 白揚社
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-8269-0281-6
(4-8269-0281-6)
税込価格 2,970円
頁数・縦 281P 19cm

商品内容

要旨

「痛いですよ」医師の一言で、注射の痛みが強くなっていた!?ポジティブなイメージを持つだけで実際に良い影響が生まれる「プラセボ効果」。その逆の現象である「ノセボ効果」が、心理学・神経科学研究の進展によって今大きな注目を集めている。医師が発する否定的な言葉、SNSやメディアが流す副作用情報などが引き金となって、治療効果が下がったり、薬の副作用が増えたりすることがわかってきた。ノセボ効果はなぜ生じ、どのような影響をおよぼしているのか?世界的権威たちがその不思議な現象の正体に迫り、不用意な「言葉」から心身の健康を賢く守るための方法を解説する。

目次

第1部 言葉と健康の不穏な関係(診察室における言葉の影響力
新型コロナと史上最大のノセボ効果
心理療法が害を及ぼすとき)
第2部 ノセボ効果はどのように働くか(脳が薬の効果を変える
心はどうやってノセボ効果を作り出すのか
ほんとうにノセボ効果?)
第3部 どう対処すべきか(ノセボ効果から自分を守る
悪い知らせを伝えるとき
医師にできること)
第4部 ノセボ効果で見る社会と文化(高圧送電線の恐怖―環境とノセボ効果
メディアが生み出す副作用
文化に潜むノセボ効果)

著者紹介

寺町 朋子 (テラマチ トモコ)  
翻訳家。京都大学薬学部卒業。企業で医薬品の研究開発に携わり、科学書出版社勤務を経て現在にいたる
バーンスタイン,マイケル・H. (バーンスタイン,マイケルH.)   H.Bernstein,Michael
ブラウン大学ウォーレン・アルパート医学部診断画像科助教。痛みを抱える患者のオピオイド使用を減らすためのプラセボ効果の活用を研究している
ブリーズ,シャーロット (ブリーズ,シャーロット)   Blease,Charlotte
ハーヴァード大学医学部ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターデジタル精神医学研究員およびウプサラ大学女性と子どもの健康科研究員。プラセボ効果やノセボ効果の倫理についての研究・執筆で知られ、その成果は「ワシントン・ポスト」「ガーディアン」「シドニー・モーニング・ヘラルド」などで取り上げられている
ロッハー,コシマ (ロッハー,コシマ)   Locher,Cosima
チューリッヒ大学小児病院コンサルテーション・リエゾン精神医学・心身医学科主任研究員。「PAIN」「American Journal of Psychiatry」「JAMA Psychiatry」「JAMA Pediatrics」などで研究成果を発表している。慢性一次疼痛およびプラセボ効果に関心をもつ研究者の国際ネットワーク「The Pain Net」の共同創設者でもある
ブラウン,ウォルター・A. (ブラウン,ウォルターA.)   Brown,Walter A.
ブラウン大学ウォーレン・アルパート医学部精神医学・人間行動学科臨床名誉教授。プラセボ効果について40年以上にわたり研究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)