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戦略の罠

出版社名 フォレスト出版
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-86680-384-5
4-86680-384-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

繁栄の頂点にこそ、崩壊の設計図は隠されている。勝った経験ほど、人は捨てられない。組織は変われない。国家は誤る。戦後日本が遠ざけた、戦前の“禁断の文献”。知の巨人・佐藤優が現代の生存戦略として読み解く。

目次

序章 なぜ、戦前日本を「OS」として読むのか?
第1章 『国体の本義』に見る「理念OS」と組織の持続力
第2章 旧日本陸軍の行動マニュアル『作戦要務令』に学ぶ
第3章 国家OSの巨大実験―満洲国の誕生と滅亡
第4章 現代日本の「戦略の罠」―組織の機能不全と個人が生き残る道
第5章 個人の「戦略の罠」―組織に潰されないための「撤退戦」

出版社・メーカーコメント

■内容紹介 『国家の罠』から20年。佐藤優が再び問う「罠」の正体。 かつての成功は、なぜ組織を滅ぼすのか。戦後日本が遠ざけてきた文献には、ルールなき世界を生き抜くための戦略が隠されていた。『国体の本義』『作戦要務令』、満洲国関連資料−−。敗戦後、長く公的空間から退けられてきた戦前・戦中期のテキストを、作家・元外務省主任分析官の佐藤優が、現代の国家・組織・個人のための「生存戦略」として読み直す。 本書が問う「戦略の罠」とは、過去の成功体験が、環境の変化によって失敗要因へと反転する現象である。組織は成功すると、その成功モデルを絶対化する。しかし、世界の前提が変わったとき、かつての強みは、むしろ硬直化の原因となる。高度経済成長の成功体験。 グローバル化の成功体験。 アメリカ依存の成功体験。戦後日本を支えてきたそれらの前提は、 いまや国家・企業・個人を縛る「罠」になりつつある。 ロシア、中国、アメリカ、中東情勢が揺らぐ新・帝国主義の時代。自由主義、民主主義、市場経済という戦後秩序の正統性が揺らぎ、 世界は再び、国家・宗教・暴力・ナショナリズムの力学によって動き始めている。 この不安定な時代に必要なのは、「勝つため」の戦略ではない。生き残るための戦略である。戦前日本の文献を、断罪でも礼賛でもなく、 未来を読むための「知的資源」として掘り起こす。国家、企業、組織、そして働く個人が、 変化の時代をどう生き延びるべきかを問う、佐藤優の新たな戦略論。 【こんな方にオススメ】 □世界情勢の変化を、表面的なニュースではなく構造から理解したい □日本企業や日本型組織の行き詰まりに危機感を持っている □過去の成功体験が通用しない時代の戦略を考えたい □戦前・戦中期の文献を、現代の知的資源として読み直したい □国家・組織・個人の「生き残り方」を学びたい

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪が確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)