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陣中日誌にみる日本軍慰安所 軍施設としての利用の実態

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-588-32609-7
4-588-32609-0
税込価格 7,150円
頁数・縦 525,59P 22cm

商品内容

要旨

一次史料から浮かび上がる加害のシステム。日本軍は部隊ごとに公式記録として陣中日誌の作成を義務づけていた。従来の研究は「慰安婦」の被害に焦点をあてていたが、著者は膨大な日誌を掘り起こし、慰安所制度の主体が軍であったことを実証する。日誌に記された慰安所の設置や性病対策の指令、兵の休務日と慰安所の利用の一致が、その事実を指し示す。

目次

第1章 慰安所制度の前史
第2章 日中戦争の勃発と慰安所の設置
第3章 慰安所の設置と利用の実態
第4章 慰安所制度の定着
第5章 第五師団歩兵第九旅団と慰安所利用の長期化
第6章 アジア・太平洋戦争期における地域別の慰安所制度
第7章 沖縄戦と慰安所

著者紹介

河 棕文 (ハ ジョンムン)  
韓信(ハンシン)大学日本学科教授。専門は日本近現代史。ソウル大学人類学科を卒業して東京大学日本史学科で修士と博士の学位を取得。戦争と労働力動員、天皇制と民主主義、植民地主義などを研究するかたわら、日本軍「慰安婦」問題をはじめとする韓日関係の争点についても追究する
金 富子 (キム プジャ)  
東京外国語大学名誉教授。専門は植民地朝鮮ジェンダー史、最近は植民地公娼制、現代韓国の性売買・性搾取研究。2000年女性国際戦犯法廷でVAWW‐NETジャパン・調査チームを担当。現在は、日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会(Fight for Justice)共同代表。主な著作に、『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(世織書房、2005年、女性史学賞受賞)など
大畑 正姫 (オオハタ マサキ)  
日韓通訳、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)