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脳は見た目から逃れられない

SB新書 741

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-8156-4323-2
4-8156-4323-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

ルッキズムという言葉が浸透してきた今日。外見至上主義自体は遥か昔、古代エジプトから存在している。「人を見た目で判断してはいけない」といわれるが、私たち人間は「見た目で差別する」脳を持っているのだ。しかし、しょうがないと片付けるには、社会はあまりにも残酷になりすぎた。そこで、外見で差別する脳のメカニズムを解説するとともに、現代を生きる私たちがどうすれば外見バイアスから自由になれるのかを解説する。

目次

第1章 男も女も「外見で判断する」私たち―時代の流れから外見至上主義を読み解く(いつの世も美しさを求める人々―外見至上主義を歴史から読み解く
「盛る」文化とルッキズム―SNS時代の外見強迫 ほか)
第2章 「外見格差」を肯定し続ける脳―美しさを求めるメカニズム(美しさを感じるとはどういうことか
赤ちゃんは美しさを感じるか?―美の感覚の発現と変化 ほか)
第3章 脳と人が嫌悪し恐怖する「醜さ」(醜さへの嫌悪は、なぜ美しさへの憧れより強烈なのか
なぜ日本人は「醜いもの」を排除したがるのか ほか)
第4章 「脳」が肯定し「心」が否定する外見至上主義社会を変えられるか(なぜ、「わかっていても変われない」のか
多様性という「建前」と外見至上主義の矛盾 ほか)
第5章 「見た目が9割」の脳と社会で、賢く生き抜く方法(「人は見た目が9割」の落とし穴
外見バイアスに流されないために個人ができること ほか)

出版社・メーカーコメント

外見至上主義を、心では否定しても脳は肯定し続ける! 「ルッキズム」が加速する残酷な社会をどう生き延びるか−−? 古代から「美しさ」に囚われ続けている人間。外見至上主義である社会や私たちは、SNSの普及とともに現代ではさらに過剰になってきているようにさえ見える。表面化した外見での差別が、過剰な整形だけでなく拒食症まで深刻化させている。そんな私たちは、それぞれの「感情や好み」で人を選んでいると思っているが、それは実のところ全て脳が判断しているのだ。だからこそ、ルッキズムを否定する風潮に伴って、そうした傾向が沈静化する兆しはない。では、私たちの脳はどのように「美しさ」を判断して好み、「醜さ」を恐怖し嫌悪しているのか?本書では、脳科学や認知科学の側面から解剖し解説をする。また、そんな見た目から逃れられない私たちは、外見至上主義社会をどう生き延び、自分とどう対峙していけばいいのか。どこか狂い始めている、この息苦しい社会を生き抜くヒントを読み解く!

著者紹介

和田 秀樹 (ワダ ヒデキ)  
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)