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大東亜戦争と東京帝国大学 法学・政治学の日独同盟

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-8158-1251-5
4-8158-1251-9
税込価格 7,480円
頁数・縦 430,37P 22cm

商品内容

要旨

「良心の砦」だったのか。「戦後民主主義」の前史として漂白された歴史像は、何を無視し、誰を排除してきたのか。総動員体制の構築を理論面から牽引し、ナチス法学などドイツ学術界との交流をも推進した学者たち。「記録抹消」された領域に光をあて、多面的な歴史叙述に向けた探究の地平をひらく。

目次

序章 良心の砦―「丸山劇場」の歴史的相対化(『聞き書 南原繁回顧録』への疑問
「記録抹消」された歴史の再構成)
第一章 公的機関の私的人脈―大学におけるミリューの支配(選別としての教育
「大学の自治」によるミリュー形成
マトリョーシカ人事
同化圧力
「学問の自由」と「政治的正しさ」
内弁慶によるガラパゴス化)
第二章 大串兎代夫と「国家権威」論の展開(東京帝国大学への道―熊本新人会から七生社へ
イエナ留学―オットー・ケルロイターのもとでの研究生活 ほか)
第三章 矢部貞治と「衆民政」論の刷新(キリスト教信仰から政治学研究へ
デモクラシー論への没入―議会政から独裁政へ ほか)
終章 「かのように」―敗戦国における知的権威の構築

出版社・メーカーコメント

軍国日本の「良心の砦」から戦後民主主義の旗振り役へ−−こうした歴史像は何を無視し、誰を排除してきたのか。総動員体制や大東亜共栄圏を理論面で支え、ナチス法学などドイツ学術界との交流をも牽引した学者たち。「記録抹消」された領域に光をあて、一面的なナラティブをこえた新たな探究の地平をひらく。

著者紹介

今野 元 (コンノ ハジメ)  
1973年 東京都に生まれる。現在、愛知県立大学外国語学部・大学院国際文化研究科教授。主著『ドイツ・ナショナリズム』(中公新書、2021年、サントリー学芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)