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八重洲ブックセンター アリオ葛西店のレビュー |
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掲載レビュー全6件 |
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「ちいさなあなたへ」の著者による、子供にも大人にも納得の絵本です。主人公がいちばん欲しかったものは、とても意外なところにありました!ハラハラ してしまうところが、読み聞かせにも向いています。 (2014年12月19日) | ||
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ぬいぐるみくん大活躍!「ああ、<こんとあき>ね」いいえ!もっとパンクでカオスです。読み聞かせにもどうぞ。お父様お母様、ぜひほげちゃんになりきって、お子様に読んであげてください。 (2013年08月16日) | ||
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アフリカの、電気もひかれていない村、学校に通えない貧しい少年。でも1冊の本をもとに風車で電気を創る。 ファンタジーのような実話です。つらいときに本が人を支えてくれる、そんな元気をくれる1冊。お父様お母様にもお奨めです。 (2015年04月24日) |
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ロゴスには2つの意味がある。ラツィオ(理性)とヴェルブム(ことば)。デカルト、ニュートン、カントのラツィオ・メタフィジク主流派に対し、もう一方にヴェルブム・メタフィジークの地下水脈があることを看破したのは坂部恵。モデルニテに対するバロック。この秘教的伝統には新プラトン主義、ヘルメス的伝統、オルフェウス派の思想、カバラなどがあるが、胡散臭い研究が多い。簡単にホーリズム、オカルティズムに陥ってしまう。本書はシラー、カント、レッシング、ゲーテのテキストと、その思想の背景にある秘教的伝統の原典をていねいに読み込み、論証した労作である。個々に発表された論文を主旨に従って布置し直し修正してあるので、1冊の本としてまとまっていて読みやすい。「新プラトン主義を学ぶ人のために」(世界思想社)を参照すると一層理解が深まるかもしれない。 (2014年05月30日) | ||
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死ぬまでに「エチカ」「純粋理性批判」「精神現象学」は読みたいと思いながら挫折した人は多いだろう。翻訳を読んでいるうちにわからなくなって、やめてしまう。外国語を学習して、翻訳を傍らに置いて辞書を引きながら原書を読むとなんとか読み通せる。とても時間がかかる。 翻訳を終える前に逝去された石川の仕事を引き継いだ渋谷治美が既訳と石川訳を比較している。(「ちくま」2014年4月号)エピクロス派とプラトニズムを論じたくだり。「普通の悟性は、経験認識とその合理的脈絡以外の何ものによってもおのれを満足させてくれると約束しない企図を熱望して受け入れ、だからこれに反して、超越的独断主義が悟性には、思考に熟練した頭脳の持ち主たちの洞察と理性能力とをはるかに越え出ている諸概念へと上昇することを強要することはないと、一般にはそう信じられているはずであるのに、それにもかかわらず、経験論はまったく人気がない」(A472B500)(既訳) 「常識は、経験認識とその合理的な脈絡によってのみ自らを満足させることを約束する構想をしきりに採用したがる、と思われるはずなのに、経験論はあらゆるポピュラリティーにまったく反している。今言ったことは、超越論的独断論が、思考に長けた頭脳の洞察と理性能力をはるかに超えた概念へと上昇するよう、常識を強いるのと対照的である」(石川訳) このパラグラフの前に「非常に奇妙なことに」という文があり、それは「経験論は…反している」と「超越論的独断論が…強いる」という2つの節にかかっている。既訳はこの構文が取れていないし、nichts alsも訳せていない。これではわからない。 カントの時代は哲学論文がラテン語からドイツ語で書かれる移行期なので、ヴォルフもカントもラテン語にさまざまなドイツ語を当てている。(「羅独・独羅学術語彙辞典」哲学書房 1989ご参照)石川訳ではラテン語にまで遡って訳語を決定している。日常語にちかい。 100年に一度の天才カント(坂部恵)が書いた本であるからそう簡単には読めないだろうけれど、まともな日本語で読めるのはありがたい。 (2014年09月05日) | ||
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リズミカル。テンポの良さ苦笑い。 そしてニンマリする結末。 子供さんを本好きにする要素がそろってます。 オトナも我が身を振り返って苦笑い。 秋の夜の読み聞かせにぴったり。 (2015年09月04日) |
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