国際政治 恐怖と希望
改版
中公新書 108
高坂正堯/著
中央公論新社
946円
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商品情報
出版年月:
2017年10月
ISBNコード:
978-4-12-180108-1 (4-12-180108-3)
頁数・縦:
233P 18cm
商品の内容

[要旨]

世界平和を実現するために人類は古くから叡智を傾けたが、戦いは繰り返された。戦争の危機はなぜ去らないのか―この問いに答える書物は少ない。国際関係を単純に図式化・理想化することなく、また「複雑怪奇」といって正確な認識を諦めることもなく追い求めた著者が、軍縮、経済交流、国際機構などを具体的に検討しながら、国家利益やイデオロギーがからみあう現実世界を分析し、組織的に論じた国際政治の入門書。

[目次]

序章 問題への視角(権力闘争の変質;国際政治の三つのレベル);第1章 軍備と平和(勢力均衡;軍備縮小;軍備規制と一方的段階的軍縮);第2章 経済交流と平和(経済と権力政治;権力政治と経済交流の分離;エゴイズムと相互の利益);第3章 国際機構と平和(強制力の問題;世論の力;国際連合の意味);終章 平和国家と国際秩序(国際社会と国内体制;現実への対処)

おすすめコメント

世界平和を実現するために人類は古くから叡智を傾けたが、戦いは繰り返された。戦争の危機はなぜ去らないのか――この問いに答える書物は少ない。国際関係を単純に図式化・理想化することなく、また「複雑怪奇」といって正確な認識を諦めることもなく追い求めた著者が、軍縮、経済交流、国際機構などを具体的に検討しながら、国家利益やイデオロギーがからみあう現実世界を分析し、組織的に論じた国際政治の入門書。

著者紹介

高坂 正堯 (コウサカ マサタカ)  

1934年(昭和9年)、京都市に生まれる。京都大学法学部卒業。1960年より2年間ハーバード大学留学。法学博士。京都大学教授。専攻は国際政治学、ヨーロッパ政治史。1996年(平成8年)5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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