[要旨]
強い人口圧力と膨大な木材需要にもかかわらず、日本列島に森林が残ったのはなぜか。古代から徳川末期までの森林利用をめぐる村びと、商人、支配層の役割と、略奪林業から育成林業への転換過程をていねいに描く。日本人・日本社会と森との1200年におよぶ関係を明らかにした名著。
[目次]
1 採取林業の千年(古代の略奪期―600〜850年;中世日本の森林と林業―1050〜1550年;近世の木材枯渇―1570〜1670年);2 近世における育成林業の台頭(森林の利用制限による消極的管理の時代;森をつくる―造林技術の原理と実践;人工林林業の興隆―その経済的側面;土地利用制度の変化と植林)
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4-8067-2240-5
日本人はどのように森をつくってきたのか
コンラッド・タットマン/著 熊崎実/訳
築地書館
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BK