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回り灯篭

出版社名 筑摩書房
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-480-81485-2
4-480-81485-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 216P 20cm

商品内容

要旨

自らが描き続けてきた歴史上の人物のように、潔く死と向きあった作家。死生観や取材の思い出などを綴った最後の連載随筆を一冊にまとめる。

目次

回り灯籠(回り灯籠
未完の作品
歴史の襞
雉鳩
われ百姓の… ほか)
新潟旅日記(郷愁のある町
栃尾での昼食
唐爺や
白根の凧
妻と佐渡 ほか)
きみの流儀・ぼくの流儀(対談 吉村昭・城山三郎)

おすすめコメント

「この世を飛び去るに及んできれいに死を迎えたい」 自らが描き続けてきた歴史上の人物のように、潔く死と向きあった作家・吉村昭。死生観や取材の思い出などを綴った最後の連載随筆をまとめた一冊。城山三郎との対談も収録。

著者紹介

吉村 昭 (ヨシムラ アキラ)  
1927年生まれ。作家。芸術院会員。1966年『星への旅』で太宰治賞受賞。『戦艦武蔵』『高熱隧道』で人気作家の地位を不動にする。菊池寛賞、吉川英治文学賞(『ふぉん・しいほるとの娘』)、読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(『破獄』)、毎日芸術賞(『冷い夏、熱い夏』)、日本芸術院賞、大佛次郎賞(『天狗争乱』)などを受賞している。歴史小説で力作を発表している。2006年7月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)