
次郎と正子 娘が語る素顔の白洲家
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2007年4月 |
ISBNコード |
978-4-10-303752-1
(4-10-303752-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 219P 20cm |
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- ブックス・キューブリック (福岡県福岡市中央区)
孤高の夫婦、白洲次郎・正子夫妻の娘が語った知られざる白洲家のエピソード集です。「執筆するより、運動会におにぎりを作ってくれるお母さんのほうがいい」とは、母・正子氏について著者が幼き頃に抱いていた願い。どこまでもマイペースに自分の生活スタイルや価値観を貫いていく正子と、やはりどこまでもダンディな次郎氏。確かに「普通でない」家庭なのですが、その「普通でない」っぷりが、著者の両親への愛情とユーモアが行間に溢れる文章で優しく綴られており、読み進むにつれ今までの「白洲夫妻」にまつわる作品には無かった親近感のようなものを感じてしまいます。しかし、さすがは「白洲家」。著者の少女時代の目線で綴られる大物財界人や正子氏の目利きにかなった逸品が、幼き頃の思い出の端々に顔を出し、読む者の姿勢をピリッと正します。著者自身が「おかしなひとたち」と語る、素顔の「次郎と正子」。ちょっと覗いてみたくなりますよね。
(2014年3月31日)
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商品内容
要旨 |
夫は手に太鼓を、妻は笛を持ち、二人でテレビの野球を見ながら応援の大合奏―こんな、外からはうかがい知れない白洲夫妻の素顔。表現の仕方は不器用だが愛情深い父であった次郎、あくまでマイペースを崩さない母であった正子。嫁してからも隣に住み、晩年の白洲夫妻の世話をした実の娘のみが知る、意外な、時には微笑ましいエピソードの数々。 |
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目次 |
「何かが変だ」 |
出版社 商品紹介 |
「何かが変だ」――幼い頃から、自分の両親が普通とは違うと感じていた著者がつづる、白洲夫妻の、意外な、時に微笑ましいエピソード。 |
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「何かが変だ」――幼い頃から、自分の両親が普通とは違うと感じていた著者が綴る、家庭における白洲夫妻の、意外な、時に微笑ましいエピソードの数々。