仏果を得ず
双葉文庫 み−22−01
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-575-51444-5
(4-575-51444-6) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 325P 15cm |
大阪の書店員らが、大阪に縁のある小説の中から |
商品内容
要旨 |
高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいく―。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。 |
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おすすめコメント
文楽に情熱を傾ける若手大夫の奮闘を描く青春小説。健は大夫の人間国宝・銀大夫を師匠にもつ。ある日師匠から、技芸員から「変わり者」と噂される三味線、兎一郎と組むように言われる。不安と戸惑いを覚えながら稽古に臨むが、案の定、兎一郎は全く違う演目をひき始める……。