規制の虜 グループシンクが日本を滅ぼす
| 出版社名 | 講談社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2016年3月 |
| ISBNコード |
978-4-06-219882-0
(4-06-219882-7) |
| 税込価格 | 1,870円 |
| 頁数・縦 | 268P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
原発事故から5年。続々進む再稼働。日本人はフクシマから何を学んだのか?国会事故調元委員長が、エリートの人災を暴いた委員会の舞台裏と、その後に起きている揺り戻しの策動を綴る。 |
|---|---|
| 目次 |
第1部 ドキュメントメイキング・オブ・国会事故調(夢中で走り抜けた7ヵ月 |



おすすめコメント
原発事故から5年。続々進む再稼働。日本人はフクシマから何を学んだのか? 国会事故調元委員長が、規制する側(監督官庁)が規制される側(東電)の論理に取り込まれて無能化する「規制の虜」が起きたと断じ、エリートの人災を暴いた委員会の舞台裏と、この「規制の虜」と同じ構造がいま、日本のあちこちに存在する実情を描く! 2015年8月に再稼働した川内原発をめぐっては、九州電力が、原発事故時の対策拠点となる免震重要棟の建設計画を、再稼働後に撤回した。しかし、国会事故調の参考人質疑において、福島第一原発事故当時に東京電力社長であった清水正孝氏は、免震重要棟の重要性について、「もしあれがなかったらと思うとゾッとする」と明言している。その免震重要棟を、九州電力は「重要な根拠」も示さずに、「不要」と判断した。福島第一原発事故の教訓は、どのように認識されているのだろうか。(「イントロダクション」より抜粋・要約) 第一部 ドキュメント メイキング・オブ・国会事故調 第二部 3・11が浮かびあがらせた日本の「病巣」