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「防災大国」キューバに世界が注目するわけ

出版社名 築地書館
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-8067-1431-6
4-8067-1431-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

風速300キロのハリケーンでも死者が出ない国。人間と暮らしを重視し、分散型自然再生エネルギー社会へとシフトするキューバの「防災力のある社会」づくりの秘密を解き明かす。

目次

1 三十六計逃げるに如かず、備えあれば憂いなし(欧米に匹敵するハリケーン予測システム
満を持してハリケーンを迎える
市民防衛の仕組み)
2 人間と暮らしを重視する被災からの復興(安心の糧となる防災医療
守れもしない約束はしない
海よ、さらば
安全の文化を築く)
3 災害に強い分散型自然エネルギー社会(進む再生エネルギーと節エネ教育
動かなかった幻の原発
キューバの再生可能エネルギー
エネルギー革命とハリケーン)
4 防災力のある社会を作る(レジリエンスの高い社会を作る
キューバからみる日本の防災システム
日本の防災対策への提言)

著者紹介

中村 八郎 (ナカムラ ハチロウ)  
1946年長野県生まれ、法政大学工学部卒。日本大学大学院修士課程修了。東京都国分寺市役所で20年間防災まちづくり係長、都市計画課長補佐として都市計画業務に取り組む。その後NPO法人環境・災害対策研究所副理事長歴任。現在、NPO法人くらしの安全安心サポーター理事長、日本大学理工学部及び大学院非常勤講師
吉田 太郎 (ヨシダ タロウ)  
1961年東京生まれ、筑波大学自然学類卒。同大学院地球科学研究科中退。持続可能な社会への関心から、サラリーマン稼業のかたわら有給休暇を利用してキューバを16回ほど訪れ、キューバの農業、環境、森林、医療、教育、住宅、文化政策を紹介する一連の著作を執筆してきた。また、アグロエコロジーや伝統農業についての著訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)