「他者」の倫理学 レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む
出版社名 | 社会評論社 |
---|---|
出版年月 | 2016年9月 |
ISBNコード |
978-4-7845-1838-8
(4-7845-1838-X) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 351P 20cm |
商品内容
要旨 |
フッサール現象学の外部としてのレヴィナス、聖道門自力仏教を放棄する親鸞、そしてマルクス経済学を異化する宇野弘蔵。いっけん何の脈絡もないこれらの諸思想を大胆にクロスオーヴァーさせるとき、そこに、誰の思いもよらない、おそらくは読者の予想をもしのぐ、「未知の思考」が忽然と立ち現れてくる。私の「自我」をはるかに超越して、向こう側から不意に訪れる「他者」とはいったい何ものなのか?本書は、哲学・宗教学・社会科学のバリアを軽やかに越境し、あらゆる知見を総動員してこの問いに鮮やかに答えをだす。倫理なき時代における倫理への渇望の書、ついに登場! |
---|---|
目次 |
第1部 現象学における他者(フッサールにおける独我論の哲学 |