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美しすぎる「数」の世界 「金子みすゞの詩」で語る数論

ブルーバックス B−2036

出版社名 講談社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-06-502036-4
4-06-502036-0
税込価格 1,012円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

ごくありふれた日常の情景を感性豊かにとらえた金子みすゞの詩。ごくありふれた顔つきに見える数たちもまた、それぞれに個性的で、ふしぎな性質をもっている。みすゞの詩に導かれて、数の世界の「美しさ」を知る旅へ―。完全数、フェルマー数から、素数定理、相互法則まで。まったく新しいアプローチで数論の魅力を語る入門書。

目次

はじめに―数の世界の魅力と金子みすゞの詩
第1章 みんなちがって、みんないい
第2章 かみさまはちっちゃなはちのなかに
第3章 たあれがつくる
第4章 みえぬけれどもあるんだよ
第5章 そらのおくにはなにがある
第6章 ふしぎなまほうのせかいなの
第7章 さらに詳しく知りたい人のために
詩と美と数学と

おすすめコメント

「みんなちがってみんないい」――人がそうであるように、数たちにもそれぞれ違った個性がある。美しい詩情が映し出す美しい数の世界

著者紹介

清水 健一 (シミズ ケンイチ)  
1948年、兵庫県姫路市生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。私立賢明女子学院中学校・高等学校教諭、京都大学非常勤講師を経て、岡山大学、岡山理科大学非常勤講師。数の世界の美しさに惹かれ、とくに2次式に関連する素数の問題に関心をもって数論の研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)