馬・車輪・言語 文明はどこで誕生したのか 下
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2018年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-86136-8
(4-480-86136-X) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 366P 20cm |
シリーズ名 | 馬・車輪・言語 |
商品内容
要旨 |
最古の文明の一つとされるメソポタミア。この地には農産物以外の資源は何一つない。貴石も金属も木材も羊毛も、すべて遠隔地からもたらされた。一体誰がそれを運んだのか?運搬のための荷車や、それを引く馬をこの地にもたらしたのは誰なのか?やがて人類は青銅器時代を迎え、いくつもの大国が政治的な駆け引きを繰り広げるようになる。ヒッタイト、ミタンニ、エジプト、各地で活躍したのはチャリオット、二輪戦車部隊の傭兵だった。その証拠は、古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に遺されている。そこに書かれた「アーリア人」とは誰なのか―。ナチスのプロパガンダのために、タブーとして封印されてしまったアーリア人の起源問題は、いまようやく解かれる間際まで来ている。人類文明史のミッシングリンクに迫る考古学の大著、待望の邦訳。 |
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目次 |
2 ユーラシア・ステップの開放(承前)(ステップの境界に生じた変化の兆し―政治的権力の源泉 |