
薬はなぜ効かなくなるか 病原菌は進化する
中公新書 1528
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2000年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-101528-0
(4-12-101528-2) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
ヒトは、長く感染症対策に苦しんできたが、十九世紀後半の細菌学の発展を背景にしてサルファ剤が生まれ、さらにペニシリンが開発されるに及んで、ついに、人体内で微生物のみを死に至らしめる抗菌薬を手に入れた。このときから、菌は薬への耐性を獲得し、ヒトはその耐性菌を殺す薬を作る、というイタチごっこが始まったのである。本書は、病原菌の適応進化のしくみを知り、抗菌薬のゆくえを考える手引きとなるだろう。 |
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目次 |
第1章 抗菌薬はどのように世に出てきたか? |