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乳がんを忘れるための本 乳房温存療法がよくわかる

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-16-762005-9
4-16-762005-7
税込価格 628円
頁数・縦 248P 16cm

商品内容

要旨

胸にシコリがあるような気がするがひょっとして…と、乳がん不安を感じている多くの方へ。乳房を残して治療する「乳房温存療法」が増えつつあるいま、現状と未来を知ればひと安心できるはず。乳がん治療の歴史をふまえて、診断から手術、抗がん剤、ホルモン療法、放射線を用いた治療法について論じる乳がんのすべて。

目次

発病率は三十六人に一人です―発病率の統計を正しく知ろう
「わたしは乳がんにかかりやすい」は忘れましょう―乳がんの原因と予防
健康な細胞が乳がんになるまで、なってから―発がんのメカニズム
シコリはここに出る―乳がんの症状
乳がんとまぎわらしい病名を知っておこう
シコリ発見、でもちょっと待てよ―自己検診の意義と無駄
乳がんとなっても、あわてない、あわてない―乳がんの検査と分類
乳がん検診はこわいだけ損です
乳がん治療の残酷な歴史
切りたがる外科医からは逃げ出そう―乳房切除術〔ほか〕

著者紹介

近藤 誠 (コンドウ マコト)  
1948年生まれ。73年慶応義塾大学医学部卒業、同年同大学医学部放射線科入局。83年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。患者本位の治療を実現するために、医療の情報公開を積極的にすすめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)