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フランス中世文学集 3

笑いと愛と

出版社名 白水社
出版年月 1991年12月
ISBNコード 978-4-560-04602-9
4-560-04602-6
税込価格 5,554円
頁数・縦 438,5P 20cm
シリーズ名 フランス中世文学集

商品内容

文学賞情報

1992年 第28回 日本翻訳出版文化賞受賞

要旨

12世紀末は特権階級の共同幻想が崩れ、奇異な物語が輩出する。夫の目前で犯されたポンチュー伯夫人、死も分かちえない酷似の友アミとアミル、さかしまの世界を遍歴するオーカッサンとニコレット等、題材と主人公の性格が一変した。ファブリオと『狐物語』では物欲と色欲が赤裸々に描かれる。

目次

『アミとアミルの友情』
『ポンチュー伯の息女』
『ヴェルジーの奥方』
ユオン・ル・ロワ『ヴェール・パルフロワ(連銭葦毛の駒)』
『オーカッサンとニコレット』
『リシュー(悪女伝)』
ファブリオ名作選(『弁舌で天国をかち得た百姓』
『バイエ(戸棚に押し込められた司祭)』
『オルレアンの町人女房』
『コンピエーニュの3人盲者』
『オーブレまたは遣手婆』
『田舎医者』
『アリストテレスの短詩』
『貴婦人の愛を取り戻した騎士』)
『ルナール狐の裁判』
『悪魔のロベール』