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GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン カラーで蘇る敗戦から復興への記録

出版社名 アーカイブス出版
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-903870-12-0
4-903870-12-X
税込価格 5,170円
頁数・縦 191P 31cm
シリーズ名 GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • GHQ専属のカメラマンがとらえた、カラー映像での「戦後ニッポン」。今まで白黒でしか知りえなかった世界が、「色」を与えられたことで、より現実的に、より鮮烈に私たちの間近に立ち上ってきます。戦後処理と戦後復興に国力を注ぎ、邁進したニッポンの原風景。桜田門に翻る星条旗の赤色に胸は疼き、子どもが群がる色付きの紙芝居に心は和みます。敗北を抱きしめ、戦後をたくましく生き抜いた日本人。その姿は、現代に生きる私たちが取り戻すべき多くのことを、訴えかけているように思えてなりません。

    (2014年3月17日)

商品内容

要旨

伝説のGHQ専属カメラマン、ディミトリー・ボリアが、昭和天皇・皇后、健気な子どもたち、明るいGI、頑張るニッポン人など、「敗北を抱きしめる戦後ニッポン」を鮮烈にとらえた、切なくも感動的な総天然色写真集。

目次

第1章 連合国軍総司令部(GHQ)による民主化
第2章 連合国軍総司令部(GHQ)の非軍事化
第3章 日本再軍備・サンフランシスコ講和への道
第4章 米軍と施設接収
第5章 経済復興の礎
第6章 急速に発達を遂げた東京
第7章 東京の庶民の生活

著者紹介

ボリア,ディミトリー (ボリア,ディミトリー)   Boria,Dimitri
1902年アルバニア生まれ。19歳でアメリカに移住。1940年徴兵され訓練や諜報のための写真や映画を習得。国連の雇われ、ヨーロッパの戦禍の跡と復興の様子を撮影するカメラマンになった。47年、GHQの要請により来日。専属カメラマンとして14年間に天皇の全国巡幸に随行して撮影するなどの活躍をした。1990年、ワシントンDCにて88歳で死去
杉田 米行 (スギタ ヨネユキ)  
1962年大阪生まれ。大阪外国語大学アメリカ講座助教授。歴史学博士(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)