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意識の〈神秘〉は解明できるか

出版社名 青土社
出版年月 2001年8月
ISBNコード 978-4-7917-5902-6
4-7917-5902-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 263,6P 20cm

商品内容

要旨

意識はあくまで自然界を構成する要素である。それでも意識が“神秘”として映るのは、その本質が私たちの認知の構造から外れているからである―。意識論/心身問題をめぐる従来の諸説・難問をあざやかに整理し、意識を解き明かすための新しい思考概念とその条件を究明する。

目次

1 意識―いまだ解明されざるもの
2 自然の神秘と片寄った心
3 神、霊魂、平行宇宙
4 心の空間
5 自己にまつわる秘密
6 ロボットは憂うつを身につけられるか
7 哲学の耐えられない重さ

著者紹介

マッギン,コリン (マッギン,コリン)   McGinn,Colin
1950年イギリス生まれ。ラトガース大学哲学教授。独自の「コグニティブ・クロージャー」説を唱え、分析哲学、心の哲学の領域で注目を集める重鎮
石川 幹人 (イシカワ マサト)  
1959年生まれ。東京工業大学理学部卒業。同大学院総合理工学研究科、松下電器産業(株)東京研究所、(財)新世代コンピュータ技術開発機構を経て、現在、明治大学文学部助教授。博士(工学)。専攻、知能情報学、生物物理学、科学論
五十嵐 靖博 (イガラシ ヤスヒロ)  
1966年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修卒業、同大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得。同大学教育学部助手を経て、現在、山野美容専門学校専任講師、早稲田大学文学部非常勤講師。専攻、学習心理学、理論心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)