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厄介なる主体 政治的存在論の空虚な中心 2

出版社名 青土社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7917-6322-1
4-7917-6322-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 346,10P 20cm
シリーズ名 厄介なる主体

商品内容

要旨

グローバル資本の奔流を前に、主体の危機に瀕する現代人はその波に翻弄されるがままなのか。女性、ゲイ、民族など複数の主体が形成されるポストモダンにあって、J.バトラー、ラカンらの精神分析との対峙から、ラディカリストは超越的主体という亡霊との対決の道を切り拓く―。ジジェクの華麗な論理が躍る、現代思想の一大収穫。

目次

第3部 主体であるための隷属から、主体であることの欠乏へ(激しい(脱)愛着―フロイトを読むバトラー
オイディプスよ、どこに?)

著者紹介

ジジェク,スラヴォイ (ジジェク,スラヴォイ)   Zizek,Slavoj
スロヴェニアのリュブリアナ大学教授。ラカン派マルクス主義者として、その多彩な活動は世界の思想界で注目を浴びている
鈴木 俊弘 (スズキ トシヒロ)  
1972年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程在籍。フィンランド学、フィンランド近代史、移民史専攻
増田 久美子 (マスダ クミコ)  
1971年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程中退。駿河台大学現代文化学部助教授。米文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)