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ヴィータ・テクニカ生命と技術の哲学

出版社名 青土社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7917-6647-5
4-7917-6647-4
税込価格 3,960円
頁数・縦 486,6P 20cm

商品内容

要旨

臓器移植、遺伝子操作、脳科学からiPS細胞…。生命科学における「技術」の進歩は、私たちの「生命」の捉え方を大きく変貌させた。「生」のありようを考察しつづけてきた著者の集大成にして、あたらしい時代の生命哲学。

目次

第1章 ヴィータ・テクニカの哲学へ
第2章 生態学的転回について
第3章 生命における主体/生態における視点
第4章 確率・環境・自己
第5章 テクネーとしての自己
第6章 ゲシュテルとパノプティコン
第7章 マイナーテクノロジーとメタリック生命体
終章 ヴィータ・テクニカ問題集

出版社
商品紹介

生命科学の最先端と向き合いながら、生命的思考を基礎づけ、新時代の哲学を構築せんとした、これまでの集大成。

おすすめコメント

臓器移植と脳死、遺伝子操作、脳科学からiPS細胞と、20世紀後半の著しい「技術」の進化は、私たちの「生命」に新しいフェーズを提示しようとしている。生きる人間とはいかなる存在なのかを、私たちはあらたな枠組みで思考する必要にせまられているのである。そう、ヴィータ+テクニカ(生命+技術)という方法で――。生のありようについて考察を続けてきた著者が、生命科学の最先端と向き合いながら、生命的思考を基礎づけ、新時代の哲学を構築せんとした、これまでの集大成にして主著!本書を読まずに、新しい時代の思想を語ることはできない。

著者紹介

桧垣 立哉 (ヒガキ タツヤ)  
1964年埼玉県生まれ。1992年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現代フランス哲学・日本哲学・生命論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)