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「超」批評視覚文化×マンガ

出版社名 青土社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-7917-6841-7
4-7917-6841-8
税込価格 2,035円
頁数・縦 264P 19cm

商品内容

要旨

巨匠や先駆者たちのキャラクター造形や物語構造などからマンガ独自の潜勢力を解放すると同時に、視覚文化のリアルを更新する注目の批評家の冒険!

目次

第1部 「形象」と視覚文化(拳と花―松本大洋『ZERO』について
マユの黒髪、繭の白―今日マチ子『cocoon』が開いたもの
すべては「にがおえ」になる―おおひなたごうのスタイル
動物と植物に触れる―伊藤若冲の動植綵絵)
第2部 作品世界の「媒介性」(魔法少女たちの舞台装置
呪泉郷の潜勢力―「るーみっくわーるど」と『らんま1/2』
「古街」世界のナビゲーション―安倍吉俊のイラストレーションについて
キャラクターと対象性―『クマのプーさん』における身振りの定式)
第3部 「神話」を辿り直す(水木しげるの新しい学―妖怪イメージの体系と方法
切片と投擲―『寄生獣』のシンボリズム
異界の構造と変わっていく神話―諸星大二郎の『マッドメン』について
ミッシング・リンク―『機動戦士ガンダム THE ORIGINE』におけるモビルスーツの系譜と魅力
『仮面ライダーディケイド』、旅の途中)

著者紹介

石岡 良治 (イシオカ ヨシハル)  
1972年生まれ。批評家。表象文化論・ポピュラー文化研究。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。跡見学園女子大学、大妻女子大学、神奈川大学、鶴見大学、明治学院大学ほかで非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)