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世界史のなかの東アジア 台湾・朝鮮・日本

出版社名 青土社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7917-6882-0
4-7917-6882-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 195P 20cm

商品内容

目次

第1章 政治と社会の断裂―現代政治における代表性の危機とは何か(グローバル政治における代表性の危機
二〇世紀中国における代表性の政治原理の再構築
「ポスト政党政治」の条件
理論に関する議論と政党の「自己革命」
人民戦争と大衆路線
階級再編と階級政治の衰退
「ポスト政党政治」と憲政改革の方向)
第2章 二〇世紀中国史という視野における朝鮮戦争(「中国、朝鮮、東方、そして世界に有利である」―朝鮮戦争の歴史条件
人民戦争から国際主義同盟戦争への転向における政治的意義)
第3章 現代中国史の巨大な変化の中の台湾問題―二〇一四年台湾「ひまわり運動」を切り口として(両岸政治関係における危機と統一派の衰退
反サービス貿易運動と反TPP
政治アイデンティティの最重要性と二つの規則の衝突)

出版社・メーカーコメント

グローバリゼーションのもと、世界はいまや一国だけで語ることはできない。「東アジア」における中国の意味を明らかにしたとき、私たちは、アジア大陸の東端にいかなる未来を見ることができるのか。「東アジア」を紐解く。世界史のなかの東アジア 丸川哲史訳. 政治と社会の断裂 羽根次郎訳. 二〇世紀中国史という視野における朝鮮戦争 倉重拓訳. 現代中国史の巨大な変化の中の台湾問題 丸川哲史訳

著者紹介

汪 暉 (ワン フイ)  
1959年江蘇省揚州市生まれ。揚州師範学院中文系卒業、南京大学中文系修士課程修了、中国社会科学院研究生院博士課程修了、文学博士。現在、清華大学人文社会科学学院教授。他にハーバード大学客員研究員、カリフォルニア大学バークレー校ポスト・ドクター・フェロー、香港中文大学客員研究員、ワシントン大学客員研究員、ベルリン高等研究所客員研究員、コロンビア大学客員教授、東京大学客員教授などを務めた。『読書』(三聨書店)元編集長
丸川 哲史 (マルカワ テツシ)  
1963年和歌山市生まれ。2002年一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。2007年同研究科にて博士号(学術)取得。現在、明治大学政治経済学部教授(教養デイン研究科兼任)。専攻は東アジアの思想・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)