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わたしたちは難破者である

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-309-24725-0
4-309-24725-3
税込価格 3,190円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

座礁し、還るべき故郷も失った現代人よ難破者であることを引き受けよ―支配の歴史から自由になった海=群島から発せられた創世への宣言。

目次

1 震える群島(群島響和社会“平行”憲法
韻律としての抵抗
なゐふる思想
タブロー・グリッサン)
2 沈黙の採集(蜘蛛の音楽
失われた鳥篭
右の眼に聖なる眼帯を
變若水の寄り来る日、遠音を耳に
聴覚のアラベスク)
3 薄墨色の文法(縞模様の闇
頭蓋の蟻塚
偶有性の雨
砂漠のモンスーン)
4 ブラジルとキューバの結婚(境域のハイカイ
カーニヴァルとカーニヴァレスク
混血文化の対位法
中間性の声)

出版社
商品紹介

思想・文化をリードしてきた人類学者が近年の営為を集成しつつ、群島的思考によって新たな挑発を開始するためのマニフェスト。

著者紹介

今福 龍太 (イマフク リュウタ)  
1955年生まれ。文化人類学者・批評家。東京外国語大学教授。「奄美自由大学」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)