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赤線本

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-7816-1922-4
4-7816-1922-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 463P 19cm

商品内容

要旨

売春防止法によって“その街”が消えて60年余。そこに生きる娼婦と買う男、取り巻く街・時代を見つめる作品群。文芸、ルポ・報道、紀行、対談、詩歌、マンガ、歌謡曲…多様な執筆陣・クリエイターらによる単行本未収録を含む貴重な26篇を収録。

目次

小説 驟雨(吉行淳之介)
小説 抹香町(川崎長太郎)
対談 灯火は消えても(川崎長太郎×吉行淳之介)
報道写真にみる赤線
ルポ 「赤線地帯」のセットで(濱本浩)
エッセイ 赤いガラス玉(高倉健)
小説 娼婦焼身(野坂昭如)
小説 曙町(田中英光)
ルポ 赤線風流抄(舟橋聖一)
ルポ 消えたオチヨロ船(井伏鱒二)〔ほか〕

著者紹介

渡辺 豪 (ワタナベ ゴウ)  
遊廓家・カストリ出版代表。戦後の売春史が主テーマ。遊廓跡・赤線跡を全国およそ500箇所にわたって撮影。2015年、遊廓専門の出版社「カストリ出版」を創業、主に遊廓関連の復刻を行う。翌16年、吉原遊廓跡に遊廓専門の書店「カストリ書房」を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)