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超・反知性主義入門

出版社名 日経BP社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-8222-7928-8
4-8222-7928-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 303P 19cm

商品内容

目次

01 生贄指向―「選ばれたんだから諦めて、醜態を見せさない」
02 絆指向―「みんなで咲いて、一緒に散ろうね」
03 本音指向―「ホントのことを言っているんだから仕方ないだろ?」
04 非情指向―「だって、ちゃんとチャンスはあげたよね」
05 功利指向―「それって、どういう意味があるからやってるの?」
対談 日本の「宗教」と「反知性主義」―国際基督教大学副学長・森本あんり氏を迎えて

出版社・メーカーコメント

他人の足を引っ張って、何事かを為した気になる人々が、世の中を席巻しつつある…。安倍政権の政策から教育改革、甲子園、ニッポン万歳コンテンツにリニアまで、最近のニュースやネットの流行を題材に、日本流の「反知性主義」をあぶり出してきた「日経ビジネスオンライン」好評連載中のコラムが、大幅な加筆編集を加えて本になりました。さらに『反知性主義 アメリカを動かす熱病の正体』の著者、森本あんり・国際基督教大学副学長との、「日本の『宗教』と『反知性主義』」をテーマにした2万字対談も新たに収録。リンチまがいの炎上騒動、他人の行動を「自己責任」と切り捨てる態度、「本当のことなんだから仕方ない」という開き直り。どれにも腹が立つけれど、どう怒ればいいのか分からない。日本に漂う変な空気に辟易としている方に、こうした人々の行動原理が、最近のニュースの実例付きで、すぱっと分かります。エッセイ集として、日本の「反知性主義」の超・入門本として、お楽しみ下さい。

著者紹介

小田嶋 隆 (オダジマ タカシ)  
コラムニスト。1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学教育学部卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、88年『わが心はICにあらず』(光文社文庫)が人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)