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いつだって読むのは目の前の一冊なのだ

出版社名 作品社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-86182-787-7
4-86182-787-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 697P 19cm

商品内容

要旨

読書人必読の書評集成。辣腕の書評家にして口達者な本のセールスマンが広大な読書の世界へ分け入り、2003〜2019年という時代の大きな変化のなかで選び抜いた逸品、全444冊!週刊文春「私の読書日記」16年分。

目次

伊良子清白、星野道夫、絵本など
海賊船の子供、複言語の時代
ヒトの手と歯、数学の天才、詩人たち
ハイチとアフガニスタン、今の日本語
恋と歴史と日露戦争
兵役とアルファベットと住所、映像の力
移住者、クレオール、日本史への挑発
生理レベルの快感、消費生活、網野史学
医師と銃、ルポルタージュの水準
科学者の感情、パルテノン、赤いキリスト〔ほか〕

著者紹介

池澤 夏樹 (イケザワ ナツキ)  
作家。1945年、北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。三十代の三年をギリシャで、四十‐五十代の十年を沖縄で、六十代の五年をフランスで過ごして、今は札幌在住。ギリシャ時代より、詩と翻訳を起点に執筆活動に入る。1984年、『夏の朝の成層圏』で長篇小説デビュー。1987年発表の『スティル・ライフ』で第九十八回芥川賞を受賞。その後の作品に『母なる自然のおっぱい』(読売文学賞)、『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)、『楽しい終末』(伊藤整文学賞)、『静かな大地』(親鸞賞)、『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)