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ミステリ珍本全集 12

屍の記録

出版社名 戎光祥出版
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-86403-158-5
4-86403-158-4
税込価格 3,740円
頁数・縦 490P 20cm
シリーズ名 ミステリ珍本全集

商品内容

要旨

明治・大正・昭和と代々の当主が失踪を遂げる京都伏見の造り酒屋に潜む悪意の罠!狐の祟りとされる伝説に隠された真相とは?鮎川哲也『黒いトランク』と13番目の椅子を争った幻の本格ミステリが、ついに復活!本格長篇『呪縛の沼』に加え、幻想&サスペンス短篇も収録!

著者紹介

鷲尾 三郎 (ワシオ サブロウ)  
1908年(明治41)、大阪市生まれ。本名・岡本道夫。同志社大学中退後、関西で商業に従事する。49年、処女作「疑問の指輪」が江戸川乱歩の推薦で「宝石」増刊号に掲載されデビュー。関西探偵作家クラブに所属したが、51年に上京して専業作家となる。53年の「雪崩」で翌年の第7回探偵作家クラブ賞奨励賞を受賞した。長篇・短篇とりまぜて、20冊以上の著書を刊行したが、64年頃までで筆を折り、関西に戻った。83年、久々の書下し長篇『過去からの狙撃者』を刊行したが、その後は新作の発表はなく、89年12月2日に他界
日下 三蔵 (クサカ サンゾウ)  
1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。出版社勤務を経てミステリ・SF評論家、フリー編集者。編著に『天城一の密室犯罪学教程』(第五回本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)