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これで駄目なら 若い君たちへ−卒業式講演集

出版社名 飛鳥新社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-86410-408-1
4-86410-408-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 142P 22cm

商品内容

目次

1 金の稼ぎ方、愛の見つけ方―1978年5月20日 ニューヨーク州立大学フレドニア校
2 卒業する女性たちへ(男性もみんな知っておくこと!)―1999年5月15日 アグネス・スコット女子大学
3 百万長者だって持ってないもの―2001年10月12日 ライス大学
4 わたしがトマス・ジェファーソンの悪口を言ったって、あなたたちにはどうにもできない―2000年9月6日 インディアナ自由人権協会
5 音楽の慰め(この世はロクでもないことばかりだから)―2004年4月17日 イースタン・ワシントン大学
6 大学に行ってないとか気にするな!―2001年10月12日 カール・サンドバーグ賞受賞講演
7 ネイティブ・アメリカンたちの「ゴーストダンス」と、キュビズムを率いたフランスの画家たちの共通性―1994年2月17日 シカゴ大学
8 芸術家がすべきこと―1994年5月8日 シラキュース大学
9 自分のルーツを忘れないこと―1996年5月11日 バトラー大学

おすすめコメント

ベストセラー『国のない男』に続く、ヴォネガットが遺した言葉。

出版社・メーカーコメント

ジョークが笑えるのは何故か、人々は何故孤独なのか。男が本当に欲しいのは何か、何故「情熱的に行動する人々」が人生を価値あるものにするのか。芸術家がすべきこと、音楽の慰め。自分のルーツの大切さ、何故言論の自由やその他多くの自由を守らなければならないのか。ヴォネガットは若い聴衆に向けて、そういったことを語り明かします。

著者紹介

ヴォネガット,カート (ヴォネガット,カート)   Vonnegut,Kurt
1922年、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス生まれ。現代アメリカ文学を体現する作家のひとり。1950年に短編「バーンハウス効果に関する報告書」でSF作家としてデビュー。2007年に死去、享年84歳だった
円城 塔 (エンジョウ トウ)  
1972年北海道生まれ。東北大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院総合文化研究課博士課程修了。2007年『Self‐Reference ENGINE』(早川書房)で長篇デビューする(同作の英訳版は、2013年にフィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞)。2010年には『烏有此譚』(講談社)で野間文芸新人賞、2012年には『道化師の蝶』(講談社)で芥川賞を受賞。同じ年には、伊藤計劃との共著『屍者の帝国』(河出書房新社)で日本SF大賞特別賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)