
巷談中国近代英傑列伝
集英社新書 0368
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2006年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-720368-4
(4-08-720368-9) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 202P 18cm |
商品内容
要旨 |
中国近代の幕開けは阿片戦争に始まる。アヘン取締りの欽差大臣、林則徐は戦争の責任をとって新疆に左遷されるが、彼がそこで構想したのは、塞防論、すなわちロシアとの国境線を守るべきというものであった。それに対する海防論の首領は李鴻章である。以来、中国近代の歴史はこのふたつの政治思想の中で揺れる。また、洋務運動から戊戌変法を経て辛亥革命へと続く苦難の歴史は、あまたの英傑の物語を生むことになる。本書では政治思想家にとどまらず、文人墨客をふくめた十五人の男たちに鮮やかな光をあてる。 |
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目次 |
第1章 近代の幕開け(阿片戦争の英雄 林則徐 |
出版社・メーカーコメント
陳舜臣初めての語り下ろし中国近代の風雲列伝。阿片戦争の英雄・林則徐、衰退清王朝を支えた李鴻章に始まり、孫文、袁世凱へとつづく中国近代の英傑たちの熱き足跡。中国を舞台にした文学の第一人者が、初めて語り下ろした15人の男たちの列伝。