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秘密のミャンマー

小学館文庫 し2−3

出版社名 小学館
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-09-408116-9
4-09-408116-X
税込価格 702円
頁数・縦 275P 図版32P 16cm

商品内容

要旨

知られざる国ミャンマー。そこには、いま誰しもが忘れてしまった正真正銘のアジアの微笑があった。超俗の不思議風景、光景に初めて出合って旅の作家・シーナ氏は、はたと考えたのであった。「宗教と人間とは?」そして「国とは何か」―を。

目次

いざ、ミステリアスの国へ
目玉がくらくら
ごろ寝の仏さま
めざすはあやしい黄金玉
モグラのほっぺた
この広い空の下いっぱいに
警笛パンパカ湿気街道
謎の背広のハダシおじさん
事情を知って仏さまとなる
僧侶千三百人の朝食
チーク材の橋と筏
インレー湖の浮き草島
水と浮き草の中に生きる人々
菩提樹の下、花吹雪親善野球
瞑想と魚醤

出版社・メーカーコメント

あなたは、ミャンマーのことをどれだけ知っているだろうか?軍事政権下の鎖国状態のこと?アウン・サン・スーチー氏の民主化運動?世界最貧国等々。そこには、忘れられたアジアのほほえみが、いまだ残っていた。見る物、聞く物すべてが、初めて体験する超俗の不思議風景であった。「慌ただしく世界のいろんなニュースに翻弄されている私たちのような国に生きている者より、静かに心から仏様に対峙しているこの国の人々の方がよほどシアワセなのではないか」(著者あとがきより)

著者紹介

椎名 誠 (シイナ マコト)  
作家・写真家。1944年生まれ。79年に『さらば国分寺書店のオババ』で作家デビュー、たちまちベストセラー入り。89年『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年に『アド・バード』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)