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昭和史20の争点 日本人の常識

文春文庫 は7−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-16-745308-4
4-16-745308-8
税込価格 586円
頁数・縦 319P 16cm

商品内容

要旨

南京大虐殺はあったのか。朝鮮人は強制連行されたのか。昭和天皇は戦争責任から逃避したのか。東京裁判は政治ショーだったのか―いまだに解釈が分かれている重要な昭和の「史実」を、気鋭の論者20人が徹底分析。ここ数十年、常に蒸し返されてきた不毛な論争に終止符を打つ。昭和史は決して、すでに過ぎ去った歴史ではない。

目次

満州国は「王道楽土」になりえたか
盧溝橋事件はなぜ全面戦争へ拡大したのか
南京大虐殺はあったのか
創氏改名は強制だったか
朝鮮人は強制連行されたのか
台湾統治と朝鮮統治はどう違ったのか
ハル・ノートは開戦通告だったのか
日米は暗号を相互解読していたのか
慰安婦制度は必要悪だったのか
毒ガス・細菌兵器は実用化されたのか
三光作戦はあったのか
原子爆弾は究極兵器だったのか
日本は連合軍の捕虜を虐待したか
昭和天皇は「戦争責任」から逃避したのか
日本のマスコミは戦争責任をどう果たしたのか
東京裁判は政治ショーだったのか
憲法改正はなぜ実現しなかったのか
日本の「戦後補償」はドイツに及ばないのか
学生の左傾化はなぜ終わったか
歴史教科書ではなぜ被害者数がインフレになるのか

著者紹介

秦 郁彦 (ハタ イクヒコ)  
昭和7(1932)年、山口県生まれ。31年東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学。防衛研修所教官、大蔵省財政史室室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。平成5年度の菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)