• 本

司馬遼太郎対話選集 9

アジアの中の日本

文春文庫 し1−128

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-16-766329-2
4-16-766329-5
税込価格 649円
頁数・縦 320P 16cm
シリーズ名 司馬遼太郎対話選集

商品内容

要旨

「日本が近代化する上で一番の失敗は、朝鮮を占領したことだと思います」。幕末の外圧に対して異常に沸騰した攘夷エネルギーが、資本主義の実質のないまま外国侵略を始めた背景に、普遍的な思想より技術にはしる日本的特質を見、他のアジア諸国と比較しつつ近代の展開を考える。陳舜臣・開高健・金達寿など5人との白熱の対話。

目次

日本人の異国交際(桑原武夫)
中国を考える(陳舜臣)
モンゴル、「文明」と「文化」のいま(開高健)
歴史の交差路にて(陳舜臣
金達寿)
韓国、そして日本(李御寧)

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみちI”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8(1996)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)