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北極の北には何がある? 「考える脳」をつくる哲学トレーニング19

〔ランダムハウス講談社文庫〕 L2−1

出版社名 ランダムハウス講談社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-270-10063-9
4-270-10063-X
税込価格 1,045円
頁数・縦 415P 15cm

商品内容

要旨

「宇宙はどこからはじまったの?」「心と脳は同じなの?」「人が人を罰することはできるの?」―素朴な疑問を、とことんまで考えてみるのが哲学の極意です。疑ったり、反論を立てたりしながら、著者は哲学的に考えるためのプロセスを易しく、丁寧に明らかにしてゆきます。読み進むうちに、自然と脳が鍛えられ、簡単にはだまされない知恵と判断力が身に付く、役に立つ哲学入門書。

目次

宇宙はどこからはじまったか?
とりはずされた脳の冒険
意識という謎
日常にひそむ推論の落とし穴
歯医者には患者の痛みが理解できるか?
考える機械の悲しみ
意味とは何か?
デザイナー・ベビーの誕生
同性愛はいけないこと?
道徳を教えるのは神様か?
悪さを見抜く色眼鏡
これでも芸術?
知識について
陽はまた昇る
タイム・トラベルは可能か?
人は人を罰しうるか?
ジョディーとメアリーの最大幸福
ぼくがぼくであること
世界をまどわす七つの逆説

著者紹介

ロー,スティーブン (ロー,スティーブン)   Law,Stephen
哲学者。現在、ロンドン大学ヘイスロップ・カレッジで教鞭をとる。予備校を除籍された後、数年間は郵便配達をして過ごし、哲学のたのしみに出会う。大学入学資格を取得し、オックスフォード大学トリニティ・カレッジ、同大学クイーンズ・カレッジへ進み、博士号を取得。英国王立哲学学会発行の一般読者向け哲学雑誌Thinkの編集者でもある
中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
1949年生まれ。東京大学教養学部教養学科中退。哲学者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)