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わたしの台所

光文社文庫 さ7−3

出版社名 光文社
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-334-74086-3
4-334-74086-3
税込価格 704円
頁数・縦 301P 16cm

商品内容

要旨

「番茶も出花。お茶に大切なのは、のみごろである。…つまり、美味しいものを食べるためには、すべて、ころあいこそが大事」下町育ちの著者は、日々の暮らしを心豊かにしたいと願い、質素で昔ながらの生活の知恵を大切にし、一日一日を丁寧に生きた。高齢化が進むなかで、古き良き時代の暮らしぶりを描き、失われつつある風習を現代の人たちに伝える好エッセイ集。

目次

献立日記
美容体操
お正月の値打ち
うちのしきたり
一枚の賀状
男女同量
ご時世いろいろ
御御御つけ
一病息災
きものと私〔ほか〕

著者紹介

沢村 貞子 (サワムラ サダコ)  
1908年東京生まれ。女優・エッセイスト。日本女子大学在学中に新築地劇団に入団。治安維持法違反により獄中生活を余儀なくされる。その後、日活太秦現代劇部に入社。女優としての活躍がはじまる。生涯で数多くの映画に出演し人気を呼んだ。エッセイストとしてもその著作は数多く、’77年に刊行した自伝的随筆『私の浅草』は名著として評価が高い。同書で第25回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。’96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)