• 本

架空犯

出版社名 幻冬舎
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-344-04373-2
4-344-04373-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 457P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 架空犯

    さすがに読ませてくれる東野圭吾のシリーズ最新作。東野作品は、小説の世界にはまだまだこんなおもしろい話があるぞ、と無限の可能性と喜びをもたらしてくれる。
    敏感なセンサーのごとく冴える主人公の謎解きに臨場感は膨れ上がる。解決しそうでなおも謎を深める予想できない展開に、読む者は心地よく翻弄されていく。実に物語のたたみ方が絶妙である。五代刑事の活躍はまだまだ続きそうで今後も期待せずにはいられない。

    (2025年1月2日)

商品内容

要旨

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にも―。燃え落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。『白鳥とコウモリ』の世界再び―シリーズ最新作。

出版社・メーカーコメント

『白鳥とコウモリ』の世界再びーーシリーズ最新作

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第二十六回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第四十八回吉川英治文学賞、19年に第一回野間出版文化賞、23年に第七十一回菊池寛賞を受賞。多彩な作品を生み出し、その功績により23年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)