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誘拐ラプソディー

双葉文庫

出版社名 双葉社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-575-50970-0
4-575-50970-1
税込価格 796円
頁数・縦 421P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 笑えて、最後にホロリ。このパターンに弱い人必読。

    主人公は、金なし家なし女なし、その上まともに働き続ける気力も根性もなし。こそ泥の前科持ち。本当になさけない奴。そんな根性ナシが、ヤクザの息子を誘拐してしまった。それからのドタバタは、スリル万点、しかも笑えます。(茂木 か)

    (2006年10月15日)

商品内容

要旨

伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう―。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語。

著者紹介

荻原 浩 (オギワラ ヒロシ)  
1956年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、広告会社勤務を経てコピーライターとして独立。97年『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)