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『罪と罰』ノート

平凡社新書 458

出版社名 平凡社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-582-85458-9
4-582-85458-3
税込価格 858円
頁数・縦 293P 18cm
シリーズ名 『罪と罰』ノート

商品内容

要旨

人を殺すことはなぜ許されないのか、ラスコーリニコフはこの物語の後、ひとりの人間として甦ることができるのか。人間存在の根源についてどこまでも考え抜いた作家、ドストエフスキー究極の主題に挑む渾身の一書。一文一文との格闘から生まれた新解釈、亀山=ドストエフスキーの真骨頂。

目次

序論(一八六五‐六六年、『罪と罰』の時代
小説の誕生
『罪と罰』の起源)
本論(屋根裏部屋の「神」
引き裂かれたもの
ナポレオン主義または母殺し
棺から甦る
バッカナリアと対話
運命の岐路
愛と甦り)

おすすめコメント

殺人はなぜ許されないのか? ラスコーリニコフは物語の後、はたして人間として甦りうるのか。究極の主題に挑む亀山=ドストエフスキー渾身の一書。一文一文との格闘から生まれた新解釈。

著者紹介

亀山 郁夫 (カメヤマ イクオ)  
1949年生まれ。東京外国語大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)