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天皇陛下「生前退位」への想い

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-620-32419-7
4-620-32419-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 155P 20cm

商品内容

要旨

天皇陛下「生前退位」の真意を、昭和史研究の第一人者が歴史からの視点で読み解き、現代に深く刻む。天皇と国民の新しい共存関係を探る、現代日本人必読の一冊。

目次

第1章 天皇陛下「生前退位」の解読(「生前退位」への想い
天皇陛下「生前退位」が浮上した2つの理由
「生前退位」を大正天皇崩御から考える
「生前退位」を昭和天皇崩御から視る
昭和天皇の容態急変と今上天皇が代行した国事行為
「平成の玉音放送」に込められた覚悟
今生天皇にとって象徴天皇とは何なのか
今上天皇の意思は、いかに世論に受け入れられたか
天皇、皇后両陛下と私が交わした「会話」)
第2章 天皇と国民の新たな回路のために(国民が共鳴した象徴天皇像
軍事主導体制とは相いれない象徴天皇制について考える
大正期、摂政制度の内実から天皇の生前退位を考える
角栄ブームから読み解く天皇の生前退位
天皇と国民の新たな回路のために)

著者紹介

保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家。評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。第五二回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)