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アドラシオン キリスト教的西洋の脱構築

出版社名 新評論
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-7948-0981-0
4-7948-0981-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 246P 20cm

商品内容

要旨

近代的思考の限界、それを凌駕するものへと向かうアドラシオンの思考。思考の閉域を開く、自閉した理性の囲いを破る。アドラシオン(崇拝/差し向け/語りかけ)の実践―それは「外」へと開かれる無数の意味の循環、思惟と経験の接触点で身を保つ無限の運動。

目次

1 意味の意味はない―それが崇拝すべきこと
2 世界のただ中に(キリスト教(何故?
無神論)
無神論でさえなく
イスラエル―イスラム
ひとつの世界、二つの次元
…と共に)
3 神秘と徳
4 補足、代補、断章(至福
過剰な語り
崇拝と還元
受肉/集積

内奥
存在/関係/熱情
移行
経済
万人/極み
霊/精神?
遠いところ―死)
補遺 フロイト―いわば

著者紹介

ナンシー,ジャン=リュック (ナンシー,ジャンリュック)   Nancy,Jean‐Luc
1940年生まれ。フランスの哲学者。ストラスブール・マルク・ブロック大学名誉教授。共同性と単独性の分有/共有の問題、キリスト教の脱構築、身体論、芸術論など、幅広い分野で独自の思想を繰り広げている
メランベルジェ 眞紀 (メランベルジェ マキ)  
上智大学講師。上智大学外国語学部フランス語学科卒業、東京都立大学大学院博士課程満期退学、パリ第一大学DEA取得(哲学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)