• 本

地域商業の底力を探る 商業近代化からまちづくりへ

出版社名 白桃書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-561-66222-8
4-561-66222-7
税込価格 3,740円
頁数・縦 244P 22cm

商品内容

要旨

地域商業の文化表現力をいかした新しい「まちづくり」の方向性を問う!地方と首都圏6都市の現地調査から、商店街整備に終始した商業近代化政策から脱却し、市民との連携やまちなか居住、地域産業との協働などのまちづくりを目指す地域商業の動きを分析。地域商業とまちの存続のための問題点を抽出する。

目次

地域商業の文化表現力
第1部 郊外化に揺れる地方都市のまちづくり(中心商店街に浮沈あり―山形県鶴岡市
コンパクトシティを先取りした公共施設のまちなか配置―新潟県長岡市
地盤沈下する中心市街地―山梨県甲府市)
第2部 大都市圏における大型店中心のまちづくり(大型店がけん引するまち―東京都立川市
中心商業地の混沌と多様性―千葉県船橋市)
第3部 地域商業の底力(「商業近代化計画」を超えて―香川県高松市
個店の力―各地の事例にみる
商業政策の変容―商業近代化からまちづくりへ)
まとめ

著者紹介

矢作 敏行 (ヤハギ トシユキ)  
法政大学名誉教授。博士(商学)。主著『デュアル・ブランド戦略―NB and or PB』(編著)有斐閣(2014年)。『日本の優秀小売企業の底力』(編著)日本経済新聞出版社(2011年)、など
川野 訓志 (カワノ サトシ)  
専修大学商学部教授。主著:「地方自治体における出店規制について―熊本県中規模店条例を手がかりとして」『専修ビジネスレビュー』白桃書房、Vol.11 No.1(2016年3月)。「流通政策の歴史と地域の再生‐調整政策の歴史‐」、佐々木保幸、番場博之『地域の再生と流通・まちづくり』白桃書房(2013年5月)
三橋 重昭 (ミツハシ シゲアキ)  
内閣府認証特定非営利活動法人まちづくり協会顧問(前理事長)。主著:「中心市街地活性化の成果と課題」『季刊まちづくり』36(2012年)。『よみがえる商店街』学芸出版社(2009年)、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)