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京都の歴史を歩く

岩波新書 新赤版 1584

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-00-431584-1
4-00-431584-0
税込価格 1,232円
頁数・縦 313,10P 18cm

商品内容

要旨

観光名所の賑わいの陰でひっそりと姿を消す町家の風景。雅な宮廷文化、豪奢な桃山文化に彩られた「古都」のイメージが流布するなか、つのるのは違和感ばかり。これが、京都なのだろうか…。一五の「道」と「場」をめぐり、本当の京都に出合う小さな旅へ。かつて都に生きた人びとの暮らしと営みに思いをはせる。

目次

第1部 都市に生きた人びと(室町と山鉾の道―町衆と図子
開化と繁華の道
清水坂の歴史と景観
キリシタンの道
鴨東開発の舞台―岡崎周辺)
第2部 京の歴史が動くとき(大礼の道―皇居から京都御苑へ
「日本国王」の道―北野と北山を歩く
災害の痕跡を歩く―鴨川流域をたどる
志士の道―高瀬川と明治維新
学都京都を歩く)
第3部 人が行きかい、物がめぐる(朝鮮通信使の道―大徳寺から耳塚へ
牛馬の道―東海道と山科
古典文学と嵐山・嵯峨野の近代
幽棲と共生の里を歩く―洛北岩倉
「京都らしさ」と宇治―世界遺産と文化的景観)

おすすめコメント

観光名所の賑わいの陰でひっそりと姿を消す町屋の風景。かつて都に生きた人びとの暮らしと営みに思いをはせる。

著者紹介

小林 丈広 (コバヤシ タケヒロ)  
1961年生まれ。同志社大学文学部教授。専攻、日本近代史・地域史
高木 博志 (タカギ ヒロシ)  
1959年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専攻、日本近代史
三枝 暁子 (ミエダ アキコ)  
1973年生まれ。立命館大学文学部准教授。専攻、日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)