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竜鳳のくに 中国王朝興亡の源流をたどる

朝日文庫 ち2−15

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-02-264468-8
4-02-264468-0
税込価格 814円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

おだやかな農耕の民と猛き狩猟部族をそれぞれ“龍と鳳”になぞらえ、中国王朝の興亡に大胆に迫った長編エッセイ「よみがえる龍」をはじめ、「項羽と劉邦」「三国志と孔明」「西遊記の原点」など、ゆるぎない知識と豊かな物語性をあわせ持つ著者ならではの歴史エッセイを多数収録。滋味あふれる一冊。

目次

第1部 よみがえる龍(卍
哀しき龍 ほか)
第2部 地上の宝地下の宝(呉王夫差とその時代
項羽と劉邦 ほか)
第3部 飛仙図(青釉環形龍柄鶏首壷
壷が映す時代精神―「宋元の美術展」を見て ほか)
第4部 三裔地(天禄
黄瀛さんのこと ほか)
第5部 扶桑の秋光(扶桑の秋光
日本のもの中国のもの ほか)

著者紹介

陳 舜臣 (チン シュンシン)  
1924年神戸市生まれ。大阪外国語学校印度語部卒業後、同校西南亜細亜語研究所に勤務。戦後、小説執筆を開始。61年『枯草の根』で江戸川乱歩賞受賞。69年『青玉獅子香炉』で第60回直木賞受賞。92年朝日賞、95年日本芸術院賞、井上靖文化賞受賞。日本芸術院会員。主な作品に、『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録・アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)