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およね平吉時穴道行

改版

角川文庫 は1−3

出版社名 角川書店
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-04-137534-1
4-04-137534-7
税込価格 649円
頁数・縦 340P 15cm
シリーズ名 およね平吉時穴道行

商品内容

要旨

コピーライターの私は、江戸時代の戯作者・山東京伝の、現代にも通用する粋なセンスに心酔していた。京伝の資料を漁るうちに、ひょんな事から古日記を入手。それは岡っ引き・平吉の手によるもので、京伝の妹・およねへの恋心が綴られ、しかも彼女が神隠しにあったらしい異変が記されていた…。二百年の時を越えた恋の顛末を描く表題作他、「収穫」「組曲・北珊瑚礁」等を収めた、傑作短編集。

おすすめコメント

二百年をへだてた恋の行方は……?傑作タイムスリップ短編!山東京伝マニアの私は、ひょんなことから古日記を入手、そこには京伝の妹およねへの恋心が綴られており、彼女が神隠しにあったと綴られていた。確かに、史実ではおよねは突然病死したとされているのだが……。

著者紹介

半村 良 (ハンムラ リョウ)  
昭和8年、東京生まれ。昭和37年「収穫」が第2回SFコンテストに入賞。昭和48年『産霊山秘録』で第1回泉鏡花文学賞、昭和50年『雨やどり』で第72回直木賞を受賞した。昭和63年に第9回日本SF大賞を受賞した『岬一郎の抵抗』など、伝奇SFの旗手として数々の名作を発表する一方、平成5年には『かかし長屋』で第6回柴田錬三郎賞を受賞するなど、時代小説の分野でも活躍した。平成14年、68歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)