セメント樽の中の手紙
角川文庫 は39−1
出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2008年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-391701-3
(4-04-391701-5) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 195P 15cm |
商品内容
要旨 |
ダム建設現場で働く男がセメント樽の中から見つけたのは、セメント会社で働いているという女工からの手紙だった。そこに書かれていた悲痛な叫びとは…。かつて教科書にも登場した伝説的な衝撃の表題作「セメント樽の中の手紙」をはじめ、『蟹工船』の小林多喜二を驚嘆させ大きな影響を与えた「淫売婦」など、昭和初期、多喜二と共にプロレタリア文学を主導した葉山嘉樹の作品計8編を収録。ワーキングプア文学の原点がここにある。 |
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おすすめコメント
「蟹工船」の次に読む本!小林多喜二もハマった幻の作家。ダム建設労働者の松戸与三が、セメント樽の中から発見した手紙には、ある凄惨な事件の顛末が書かれていた・・・。教科書で読んだ有名な表題作ほか、小林多喜二にも大きな影響を与えた幻の作家・葉山嘉樹の作品集!