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受け月

講談社文庫 い63−19

出版社名 講談社
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-06-275665-5
4-06-275665-X
税込価格 748円
頁数・縦 312P 15cm

商品内容

要旨

永年率いた社会人野球の名門チームからの引退を、自ら育てた後輩に告げられた老監督、亡くなった夫の好きだった野球を始めた息子がベンチで試合を見つめる姿に複雑な思いを抱く若い母親、母と自分を捨てて家を出た父親との再会を躊躇う男…。誰にも訪れる切ない瞬間によぎる思いを描いた、直木賞受賞作。

おすすめコメント

短編の名手のワザが冴える直木賞受賞作!――社会人野球の監督を数十年も勤め上げた男の、重い手術を受ける夫のために祈る孫娘の姿に見た思いを描いた表題作を始め、野球を通じて人生にふれた好短編が揃う。

出版社・メーカーコメント

短編の名手のワザが冴える直木賞受賞作!社会人野球の監督を数十年も勤め上げた男の、重い手術を受ける夫のために祈る孫娘の姿に見た思いを描いた表題作を始め、野球を通じて人生にふれた好短編が揃う。

著者紹介

伊集院 静 (イジュウイン シズカ)  
1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』(講談社文庫)で第12回吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』(文春文庫・講談社文庫)で第107回直木賞、’94年『機関車先生』(講談社文庫・集英社文庫)で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』(講談社)で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)